QEUR23_LMABYS2: 閑話休題~ブログをつくるとわかること
~ いいよぉ、ブログって ~
QEU:FOUNDER : “いろんなことを同時に始めてしまって、もうバタバタだ・・・。今回はブログを見ながらちょっと休みね・・・。”
D先生 : “どのブログですか?ああ・・・、ほう医学関係ですか?FOUNDERにしては、めずらしい・・・。”
QEU:FOUNDER : “このブログは、小生が自分で作りました。たとえば、こんな感じで・・・。”
D先生 : “えっ!?FOUNDERが自分で??”
QEU:FOUNDER : “「とあるサービス」に4つの情報を入れれば簡単にブログを作成できますよ。ちなみに、パラメタ(指示情報)はラフにいうとこんな感じ。”
- ブログのコンセプト: こんな感じのブログを作りたい(タイトルはブログが考えてくれます)
- ブログのゴール: ブログの作成目的
- ブログのトーン: 作風。重苦しいとか、カジュアルにとか・・・
- ブログの大きさ: 文字数(多分英語の)
D先生 : “いわゆるプロンプトエンジアリングの応用ですね。「ブログのコンセプト」というのはイメージがわかりますが、ゴールとトーンって意味が分かりにくいですね。”
QEU:FOUNDER : “ゴールって、要するにブログの「結論」を決めるものです。だから、歴史人物のブログを書こうと思えば、ゴールを「あいつはいい奴だ」と書くのと、「あいつは悪い奴だ」と書くのでは、ブログの流れがかわります。”
D先生 : “う~ん・・・。これは面白い。”
QEU:FOUNDER : “そして、トーンは「作者の立場」と考えるとわかりやすいです。たとえば、バブル崩壊を例にとれば「政治学者」の立場から見る、それとも「経済学者」から見るのでは違います。あとは、できるだけ箇条書きにするとか、統計上の数字を多用してとかの細かい設定もできますよ。”
D先生 : “ますます面白いですね。AIブログの出来はどうです?”
QEU:FOUNDER : “まあ、(このシステムが)使っているのはGPT3.5だからね、ブログの出来はそこそこですよ・・・。そして多くのブログを作成したうえで、その文章群を評価するとGPT内に存在する情報の少なさに驚きました。これがわかったことが今回のブログ作成の実験で最も大きな収穫かな。”
D先生 : “FOUNDERはかなりの量のブログを作っていますね。”
QEU:FOUNDER : “なにしろ面白いからね。このブログ作成AIのありがたいところは、すごく少ないインプットで多くの関連情報を見つけてくれることです。このレベルの情報収集作業を、素のGPTアプリでやるとプロンプトは結構大変になりますよ。実は小生の当面の目標は、今回のブログ収集で得た情報を元に「自分で新しいGPT(LLMモデルのこと)」を作ることです。もちろんLangChainの応用事例でもいいんですけどね・・・。”
D先生 : “それは作業量が大変ですが、おもしろい挑戦ですね。でも、「その挑戦」のために今回のGPT3.5が出力した情報を使うんですか?”
QEU:FOUNDER : “それは違いますよ。GPTの中の情報量は、まともなブログを書くには全然不足しています。今回は小生が情報を追加するための「タネ」にするだけです。例えば、小生が全く知らない「アフリカの歴史」を調べるときに、今回のブログの内容は良い羅針盤になるよ。”
D先生 : “へへへ・・・。GPTに学習させる情報の中に、こっそりとQEUシステムの話を入れるんでしょ?”
QEU:FOUNDER : “もう、もちろん・・・(笑)。”
~ まとめ ~
QEU:FOUNDER : “やっぱり、伸びている企業はちがうね。”
C部長 : “そりゃあ、お金は山ほどあるし、優秀な社員もたくさんいますしね。”
QEU:FOUNDER : “いや、彼らのパワーの根源は、従業員、特に開発者に対して大幅な自由を与えていることですから・・・。逆に、そうしないと開発者が目前の仕事のみに汲々としてしまい次の仕事が生まれなくなります。”
C部長 : “欧米は特にですが、伸びている会社は研究開発に力をいれています。海外に生産をアウトソースする代わりに、自分が生存していくためには新しいモノを創造しなければならないという気迫がありますね。”
おっさん(@QCサークル講話);「従業員の皆さんにはテレビを見てください。皆が同じように考えてください。」
オッサン(@車中、N社検査不正について): 「“検査不正”っていうのはなァ、(組織外に不正を)漏らしたヤツが悪いんだよ・・・」
オッサン(海外工場のあいさつにて):「私の使命はこの会社で終身雇用制を実現することにある・・・。」
QEU:FOUNDER : “一方、「とある国」は21世紀の初頭に本当に必要なR&Dと人材育成をさぼって海外に生産拠点を作ってお手軽に儲けたらしいよ。そのツケが現在の「安いJ国」だというのは、考えてみれば当たり前の帰結です。欧米の会社は笑っていると思います。「あの人たち、ホントに<モノづくり精神>がないなぁ」って・・・。”
C部長 : “そもそも、J国に「モノづくり精神」ってあったんですか?”
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